毎日何気なく使っているタオル、どれぐらい意識していますか?
赤ちゃんから大人まで、誰もが毎日使うタオル。
直接肌に触れる製品として、これほど身近なものは他にない。
理想のタオルって?使い心地の良いタオルは?贈り物に喜ばれるタオルは?
タオルを選ぶ時の参考にしてください。
タオルという言葉を聞いて、何をイメージするでしょうか?
日常で様々な場面で登場する「タオル」。
朝目覚めて顔を洗い、手を洗い、シャワーをする。外出時には、おしぼりをつかい、汗をかけば、拭う…
実に様々な場面で、多岐にわたるサイズの「タオル」が登場することに気づかされます。
ひとくちにとあるといっても、大きさ、タテヨコの比率、厚さ重さなどは、種類や用途・目的によって様々。
生活様式や気候風土、国や民族の歴史や文化の違いによって、各国各様のタオルがあります。
そのため、浴用タオルのぞき、タオルをサイズ・厚さ・重さなどで分類する統一した規格はありません。
タオル選びの最初の手掛かりとなる、大まかな用途別の分類はこちら。
<ウェットユース>・・・主に濡らして使用するタオル
<ドライユース>・・・水に濡らさず湿気や水分を吸水する目的で使用するタオル
その他、バスマット、タオルケット、タオルシーツ、ビーチタオル、タオルマフラーなど
店頭に並ぶタオルは個性も様々、たくさんの種類があります。
厚いもの、薄いもの、ふわふわしたもの、シャリ感のあるもの・・・。
値段が高いから、オーガニックだからといって、「あなたにとって良いもの」とは限りません。
タオルは、素肌に直接触れるもの。
まずは、おおまかな目的や用途(湯上りに使いたい、人にプレゼントしたい、など)を決め、直接タオルに触れてみて、ご自分の直感で「相性が良い」と思えるタオルをチョイスすることが重要です。
以上をふまえ、COMFYがアドバイスさせて頂いているのが、3点です。
タオル品質の根本ですが、今治タオルには吸水性の品質基準があるので、どれを選んでも安心ですが、一般的にボリュームのあるタオルは良く水を吸うが、乾きは遅いという欠点があります。使用頻度、洗濯の回数や頻度などによって最適なタオルは異なります。
ふわふわした、柔らかな、なめらか、かため、コシがある・・・。
直接肌に触れるものだから、特に大切にしてほしい感覚です。
カラーや生地・素材、織り方など、ライフスタイルに合わせて、多彩なデザインのタオルが発売されています。ご自宅のインテリアや寝具などと調和するデザインのタオルを選ぶのも楽しいです。
折角見つけた自分に合ったタオルを、いつまでも心地良く使い続けるには?
ストレスなく実践できるちょっとした3つのコツをお伝えします。
生地が傷みにくく、毛羽落ち防止効果があります。ドラム式洗濯機では、水量が少なめに設定されているので、少し多めの水量で設定することをおすすめします。
長時間の直射日光は繊維を硬くなりやすくし、紫外線は色あせの要因になります。
タオルをパタパタとふってパイルを立たせてから干すと、乾きも早く、また、ボリュームや風合いが増して柔らかさが持続します。
柔軟剤は柔らかさを感じさせる一方で、タオル本来の吸水性を損ねたり毛羽落ちさせる原因になることも。
長く吸水性を持続するためにも、固くなってきたと感じたら、少量使ってみてください。
毎日何回も肌に触れるタオルだから、大切に使いたいですね。
タオルを買い換える時期って正直悩みますよね。
1年毎に買い換える人もいれば、気がつけば、5年・10年なんて人も…
タオルは、綿(コットン)などの天然繊維を使用した織物です。使用する年月や頻度によって、必ず摩耗します。
ゴワゴワしてきたり、洗濯してもとれないニオイがあるなどした場合は、是非買い替えを検討してください。
1年の中では、梅雨に入る前の6月ごろに買い換えるのが、オススメです。
新しいタオルにすることで、梅雨時でも、乾きやすく、雑菌の繁殖を抑えてニオイも残りにくくなります。
ありがとう”の気持ち、“おめでとう”の想いを伝える贈り物。
ていねいに糸を紡いで縒(よ)り織り上げたタオルは、ひととひととをつなぐ大切な想いが込められています。
赤ちゃんの誕生から結婚、新築や快気祝いなど想いを伝える贈り物にタオルをおすすめします。
あらたな命の誕生は誰にとっても喜ばしいことです。
生まれた瞬間からやさしいタオルに包まれることでしょう。
赤ちゃんのお世話にはタオルは何枚あってもうれしいものです。新生児を包みやすくかさばらない薄手で大判なバスタオル、お出かけに持ち運びできるミニタオル(ハンドタオル)などが出産祝いに好まれます。
まだ弱々しい赤ちゃんの肌に合わせ、無農薬有機栽培で薬剤の使用を極力抑えたオーガニックコットン素材のタオルも。
出産内祝いとしてのお返しには、実用性の高いフェイスタオルやタオルハンカチがおすすめです。
お子様の誕生をお祝いしてくださったお礼に、少しでも長くご使用いただけるよう、上質なタオルを選ばれることをおすすめします。
結婚はふたりの新しい生活の始まり。
日常生活で欠かせない日用品はきっと喜ばれることでしょう。
日用品だからこそ、ありきたりなものではなくちょっぴり贅沢で上質なタオルを選ぶことをおすすめします。
アメリカで最高級の品質を誇る希少価値の高いスーピマコットンを使用したタオルや、ふかふかで厚みとボリューム感のあるタオルが結婚祝いに最適でしょう。
ふたりで一緒に使用できるように、タオルはぜひペアに。
結婚式の披露宴に出席してくれた方へのお礼の気持ちを込めてお渡しする引出物としても、普段使いで購入するタオルとは違った味わいの、ラグジュアリーなタオルがおすすめです。
また、タオルは軽いので、招待客の方々に持って帰っていただく際の負担にならないというメリットも。
どんな世代の方にもひと目で「良質なタオル」と判って頂けるよう、「今治タオルブランド」のアイテムを選ぶと◎。
頂いた額の半分を目安に贈るお返しや内祝いは、金額や相手との関係性によってふさわしい品は様々。
タオルだけでなく、お返しする方の個性を考え、入浴剤やフレグランスアイテムなどを添えても。
新生活を機に、古いものは処分したり、新居にあわせ新調したりすることが多いタオル。
インテリアに合うデザイン性の高いタオルが新築祝いにおすすめです。
家族全員で使っていただけるよう、フェイスタオルのサイズを選んだり、ハンドソープやバスソルトなどと組み合わせるのもよいでしょう。
新築や引越しのお祝いをいただいたら、新居にお招きしお披露目をするのが本来の習わしといわれています。お招きした方への手みやげとして、小さいサイズのハンドタオルやお菓子などをお渡しするのもよいでしょう。
ただし、高額なお祝いを頂いたり、お招きできなかった場合は、頂いたお祝いの3分の1~半額程度のお返しをするのが一般的。
親戚、勤務先、友人等相手との関係性や好み、金額を踏まえタオルを選ばれることをおすすめいたします。
お見舞いに伺う際に、気遣いの気持ちとしてお見舞いの品を持参するのが一般的です。
タオルは入院中や退院後に必要となる生活必需品のひとつで、お見舞いの時に贈ると喜ばれるでしょう。
シーツ代わりになる大判で薄手のバスタオルや、フェイスタオルの組み合わせセットなどがおすすめです。
「病気が治りました」という報告を兼ねてお祝いするという意味での「快気内祝い」。
現在では、病気や怪我で入院した時などのお見舞い返しに転じて「快気祝い」とも。
快気祝いの品物には「病気やケガがなくなった」ことを象徴する「消耗品」が一般的。
なかでもタオルは、「今治(いまばり)」の漢字が「いまなおる」とも読める事から、縁起が良いと評判になり「快気祝い」「快気内祝い」の定番として広まってきています。
頂いたお見舞金の金額に合わせ、フェイスタオルやハンドタオル、洗剤、紅茶などと組み合わせるとよいでしょう。
いかがだったでしょうか。
「タオル」といってもただの消耗品と思えばそれまでですが、素肌に触れる毎日のパートナーだと思えば、なんだか愛おしくなるものです。
自分の、そして大切な家族を包み込むタオルの魅力と付き合い方を知っていただけたら幸いです。
COMFYコンフィでは、たくさんの種類の個性的な今治タオルを取揃えています。
その方のライフスタイルや好み、ギフトならいただく方の人柄もお聞きしながら、今治タオル工業組合認定の《タオルソムリエ》が最適なタオル選びのお手伝いをいたします。
まずは、見て触って知ってください。ご来店お待ちしています。